岩座神農林業地図 - 解説

岩座神の農林業のための地図で、岩座神の道路、河川、地形、建物などの基本的な情報に加えて、山林地籍図、地番参考図、農地区画図を表示する地図です。

山林

山林の区画情報を示すポリゴン・データです。

2024年から2025年にかけて岩座神で山林地籍調査の現地踏査(境界杭設置)が行われました。 その時に得られた GPS データに基づくポリゴン・データを北はりま森林組合から提供していただきました。

まだ現地測量と整理が出来ていませんので、正式なデータではありません。法律上の土地境界線を意味するものではないことにご留意下さい。

「地物検索」機能を使うと、山林を種別(集落所有林、五霊神社所有林、保安林、町有林、国有林)で検索することが出来ます。

当サイトの山林ポリゴンは所有者、所有者住所などの属性データを保持していますが、 これらのデータは一般には公開していません。

地番

里地、すなわち山林以外の区画地番情報を示すポリゴン・データです。

多可町が公開している地理情報システム「たかみる」の「地番参考図」を参照して作成しています。

印刷された地図からデジタイズして作成したデータですので、その正確性には限界があります。 法律上の土地境界線を意味するものではないことにご留意下さい。

当サイトの地番ポリゴンは所有者などの属性データを保持していますが、これらのデータは一般には公開していません。

農地

農地(棚田)の形状を示すポリゴン・データです。耕作されている農地のみを含みます。

農林水産省がオープンデータとして公開している農地の区画情報(筆ポリゴン)を利用しています。

筆ポリゴンは営農のために田畑の位置と大まかな形状を示すことを目的としています。たまに抜け落ちや誤りも混じっています。 法律上の土地境界線を意味するものではないことにご留意下さい。

なお、当サイトの農地ポリゴンは農林水産省の筆ポリゴンに若干の追加と修正を行っています。

また、当サイトの農地ポリゴンは所有者、耕作者、利用状況などの属性データを保持していますが、 これらのデータは一般には公開していません。

地番検索

「地物検索」の「地番検索」を使うと、山林、里地、農地を地番で検索することが出来ます。

基本情報

建物、道路、河川、等高線

基本情報の建物、道路、河川、等高線は、国土地理院が公開している基盤地図情報を利用しています。

これらは、地理院タイルの淡色地図および標準地図の元になっているデータです。

ただし、建物については、当サイト独自の修正を加えています。

境界線

岩座神集落の境界線を示すポリライン・データです。

他町と接する境界線は国土地理院の基盤地図情報から得たものですが、多可町の他集落と接する境界線については、 地形などから判断してここが境界であろうという所を入力しています。

正確さを保証できるデータではないことにご留意下さい。

太陽

日照時間と日射量をあらわすレイヤです。初期状態では非表示になっています。

日照時間

日照時間

日の出から日の入りまでの日照時間の長さを示す図です。

日照時間が長いほど明るく、短いほど暗く表示されます。最大値は、夏至の日照の良い場所で 14 時間程度です。

日の出や日の入りの方向に山や樹木があると、陽光がさえぎられて日照時間が短くなります。 また、季節によって太陽が通過する天空の位置が変りますので、それに応じて日照時間も変化します。

次の5種類の日付を選ぶことが出来ます。

  • 冬至(12月21日)
  • 立春(2月4日) / 立冬(11月7日)
  • 春分(3月20日) / 秋分(9月23日)
  • 立夏(5月5日) / 立秋(8月7日)
  • 夏至(6月21日)

日射量

日射量

一日の日射量(太陽から受ける光の量)の大きさを示す図です。

日射量が多いほど明るく、少ないほど暗く表示されます。最大値は、夏至の日照の良い場所で 10,000 Wh/㎡ 弱です。

日射量には太陽光の入射角度が影響するため、同じ日照時間でも、冬は夏よりも日射量が小さくなります。

日照時間と同じように、次の5種類の日付を選ぶことが出来ます。

  • 冬至(12月21日)
  • 立春(2月4日) / 立冬(11月7日)
  • 春分(3月20日) / 秋分(9月23日)
  • 立夏(5月5日) / 立秋(8月7日)
  • 夏至(6月21日)

地形

集落の地形をあらわすレイヤです。初期状態では非表示になっています。

地形データは、すべて、兵庫県が公開している 50cm メッシュ数値地形図のデータを元にして作成されています。

CS 立体図

CS 立体図

尾根などの突き出た地形を赤みがかった色で表示し、谷などの窪んだ地形は青みがかった色で表示する 地形図です。傾斜がきついほど色味が濃く表示され、傾斜がなだらかになるほど色が薄くなり、 田圃や造成地などの平坦な場所は真っ白く表示されます。

林業の現場でよく用いられる地形図です。

DEM 陰影図

DEM 陰影図

DEM(数値標高モデル、Digital Elevation Model)によって作成した陰影図です。

DEM は、樹木、建物、橋などを除外した地面そのものの標高値をあらわすデータです。

DSM 陰影図

DSM 陰影図

DSM(数値表層モデル、Digital Surface Model)によって作成した陰影図です。

DSM は、樹木、建物、橋などを含めた標高値をあらわすデータです。

DEM

DEM

DEM(数値標高モデル、Digital Elevation Model)です。標高が高いほど青く、低いほど赤く表示されます。

DSM

DSM

DSM(数値表層モデル、Digital Surface Model)です。これも、標高が高いほど青く、低いほど赤く表示されます。

DEM と DSM は生のデータとしては重要なものですが、人間の目で見てもほとんど何も分りません。

DEM と DSM は、CS 立体図や陰影図に加工してはじめて感覚的に理解できる図になります。

外部リンク(出典等)

2025-07-15